「活元の恵実」には、梅の中でも特にクエン酸やミネラルをたっぷり含む和歌山県紀州産南高梅を使用しています。特徴は果肉が厚く、ジューシーかつ濃厚な味わい。紀州は、黒潮の影響を受け、一年を通じて温暖で、日照時間が長いため、梅の生育に適しています。
毎年12月頃に、梅の木の小さなつぼみが膨らみ始め、寒い冬を超え、温かい春を過ごした梅は見事にふくよかな実に育ち、青く輝きを放ち出します。収穫時期になると、梅職人とも呼ぶべき農家の方々の熟練の手腕で、大粒の実をひと粒ひと粒、丁寧に摘んでいきます。
摘み取った若く新鮮な梅は、ドロドロとした濃厚なエキスになるまでじっくり煮詰められ梅の成分が濃縮されたエキスへと姿を変えます。梅エキスは、梅干しと違って塩分をほとんど含まないため、塩分を控えてる方にもお召し上がりいただけます。日本の伝統的食品「梅」。梅の特徴である酸味の成分は、クエン酸、りんご産、コハク酸です。最も多く含まれているのがクエン酸で、『疲れたら「クエン酸」』と言われるように、クエン酸には疲労の原因となる乳酸を燃焼させてエネルギーに変える動きがあります。その他にも、カリウム、カルシウム、リン、鉄などのミネラル類や、カロチン、ビタミンB1、ビタミンB2、C、Eなどのビタミン類が豊富に含まれています。
